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AuPair留学 オーペア留学

AuPairとは?

日本の文化に例えて簡単に言うと、海外のホストファミリーと同居して、ホストファミリーの手伝いをして学校に通わせてもらえる、お手伝いさんの様な仕事です。学費ばかりではなく、多くは有りませんが小遣いも頂けます。非情に安直な言い方ですが、AuPairのシステムは国や文化によって捉え方が様々ですので、なかなか当てはまる言葉が見つかりません。昔の言い方をすると、丁稚奉公する代わりに、奉公先のご主人が後見人と成って学費を払ってくれて学校に通えて、少しですがお小遣いが頂けると言う感じです。
通常は、1年~契約でホストファミリーの家に住み込みで働きながら学校に通います。

AuPairの仕事内容

仕事の内容は、概ね下記の様な内容です。

  • ①ベビーシッター(日常:夫婦-主に奥さん-の時間を作ってあげる。例外:土~日や小旅行の時等)
  • ②部屋掃除(掃除機かけや、ゴミ出しなど契約内容にも因りますが通常有ると思ってください)
  • ③洗濯、炊事(契約内容にも因りますが通常有ると思ってください)
  • ④食器片付けや洗物など台所周り
  • ⑤買い物(ホストファミリーに代わって頼まれることが有ります)
  • ⑥料理(契約に含まれて居なくても、イレギュラー的によく頼まれると思ってください。)
  • ⑦犬の散歩や細かい頼まれごと
  • ⑧アメリカの場合は、法律で「週に2日の完全休養日を設けなさい」など細かい保護規定がありますが、現実的には同じ屋根の下に住めば、見てみぬ振りはできず週7日労働は免れない場合が多いです。

このシステムの欠点

ただし、このシステムには多くの欠点もあり、以下の点が挙げられます。

  • ①契約内容に無い事も暗に含んで命令されて、自分の時間が取れない場合があります。
  • ②主従関係の中で、「召使い」的な扱われ方をされ、人権が無視されたとする訴訟が現在も多々…。
  • ③現在AuPairを導入している国は、かつて歴史の中で「奴隷」又は「召使い」が存在していた国々が主(かつての派遣主義占領国家)であり、欧米文化の吸収が著しい日本の中でも、一般的には留学の形として普及しておらず(国民に深く認識されていない)、欧米に於いても議論の余地が有るとされている。
  • ④ホストファミリーの人格により、待遇や境遇といったものが左右されやすく、同じ屋根の下に住んでいるので、仕事としての線引き(時間/仕事内容/プライバシー)管理が難しい(イヤとは言えない状況)。
    また、お互いに感情を持つ人間なので、ホストファミリーとの相性の良し悪しも大きく左右します。
  • ⑤基本的には、ホストファミリー側が希望者の中から選択する権限を持っています。従って、こちらから、ホストファミリーを選択する事ができません。通常は、仲介業者にホストファミリーを紹介してもらう為に、自分のプロフィールを載せたパンフレットやWeb広告でホストファミリーからの打診待ちをします。
    選べないと言うのは、どういう事かと言いますと、仮にホストファミリーが貴方を指名してその家庭にAuPairとして同居した場合に、子供達のお母さんが熱で寝込んだら、貴方自身がイレギュラー的に、お母さんに成って子供達の面倒を朝から晩まで面倒をみないといけなくなります。
    また、面倒を見るのは子供達ばかりではなくて、熱を出して寝込んでいる子供達のお母さんの食事やシーツの取替え、高熱を発して危険な状態に成っていないか夜中に様子を見に行く等、ホストファミリーに対して献身的なサポートをせざるを得ない状況に成ります。何故なら、同じ屋根の下に住んでいて、見てみぬ振りは出来ないからです。
    商売しているホストファミリーの場合は、店番も兼務したり、電話で受注したり仕事の一部を手伝ったりする状況も発生します。ホストファミリーにしてみれば、他に誰も頼める人が居ないのですから、貴方は 「聞いてないよ」 「契約にない」と言って放棄する訳にも行かない状況が出てきます。
    相手を選べないとはそう言う事象を指しています。イヤな相手の打診は断っても構いませんが、AuPair経験の浅い方へ来る打診は、貴方が期待する様な甘い話はなかなか有りません。良い条件の打診が有るとすれば、MITに一発で合格する様な頭脳の持ち主で、ホストファミリーが教育熱心な家庭なら、有能なベビーシッターとして好条件がでる事もあるかも・・・。
    しかし、現実的には、家事手伝い兼便利屋さん的な要素を排除できないので、アメリカの様に、【週に2日の完全休養日を設けなさい】と法的整備がされているにもかかわらず、同じ屋根の下に住めば、ホストファミリーが困っているのに、見てみぬ振りは出来ませんし、手を貸さざるを得ない状況が有るので、「週に2日の完全休養日」などは、余り期待しない方が賢明の様な気がします。
    逆に、お金を払う立場で考えた場合には、そう言う事も含めて貴方に期待している部分が全くないとは、言えないのでは・・・と考えられます。その配慮度合いも、ホストファミリーの性格や状況に因ります。

ホームページ掲載の宣伝を鵜呑みにしないほうが良い

日本人のAuPairは、海外でも人気が有ります。
余り自己主張が激しく有りませんし、結構我慢強く、社会的な常識も持ち合わせています。
殆どの方が、子供好きで良く働きます。
また、若干の言葉の壁が有って自己表現は下手ですが、他国からのAuPairと比較して、教育レベルが高い事も人気の一つかもしれません。
そして、日本でも最近はAuPairの募集活動がやや活発になりつつ有りますが、業者さんの宣伝文句をそのまま信じて、夢の様なイメージを持ったら危険です。業者さんは、日本で募集した方を、海外のホストファミリーに紹介する際には「紹介手数料」が入りますが、その後は報酬に成りません。
従って、最初は良いことを沢山話しますが、後のサポートはお金にならないので、費用負担の掛からないサポートに終始します。貴方の為に動けば動くほど、収入が伴わないサポートに成ります。
ですが全くサポートしないと言う訳にも行かないので、道義的責任を問われない程度のサポートに終始する傾向に有ります。電話やメールで貴方の意見や話を聞きますが具体的アクションは・・・?です。
また、顧客であり収入源スポンサーで有るホストファミリー寄りの思考とアドバイスを行います。
例えば、ホストファミリーと何かトラブルが有っても、貴方のその後を徹底サポートしてくれる費用が捻出出来ないので、ホストファミリーの家に居づらい雰囲気に成っても、貴方を徹底サポートしてくれないと考えた方が賢明です。費用が掛かったり手間が掛かったりするサポートは、まず期待しない方が良いと考えておいた方が無難です。それよりも、スポンサーを逃がさないで捕まえておく方が、次の手数料収入を生むので、言動がスポンサー寄りに成るのも仕方の無い事と割り切って、自助努力する方が懸命です。
もし、ホストファミリーを解雇された時、どうするか・・・を、事前に配慮の中に入れておいたほうが、無難かも知れません。(相談相手や、とりあえず転がり込める友人知人宅を押さえておく)。

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